テアトル梅田にて鑑賞。
平日の昼だからか、爺さん婆さんがたくさん来てた。
エンスラポイド作戦の映画化で、主演は『28日後…』のキリアン・マーフィと、
キーラ・ナイトレイの元彼、ジェイミー・ドーナン。
(羨ましい・・・。)
映画では『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』に出てる。
(羨ましい・・・。)
監督は『フローズン・タイム』のショーン・エリス。
この監督は撮影も兼任していてめっちゃ上手いと思ったが、映画を撮る前はファッション誌のカメラマンをやっていたらしい。納得。
タイトル通りラインハルト・ハイドリヒの暗殺計画を描いた映画だが、本編でハイドリヒの顔がアップで映るのは暗殺シーンの一箇所しかなく、基本的には遠方にいるハイドリヒがチラッと映る程度。
常にチラッとしか映らないので映画に出てくる悪役としてのヤバい奴感が高まる。
ハイドリヒが死んだ後も映画は続き、ナチスは報復として村を丸ごと壊滅させたり(16歳以上の男は全員射殺、女と子供は収容所行き)する。
主人公をかくまっていた家の息子(バイオリン奏者志望の青年)の手を金槌で叩き潰し、バケツに入れた母親の生首を見せつけながら拷問するシーンは超エグかった。
本当に最悪だ・・・。
人間は異常な状況下(この場合は戦争)においてどこまでも残酷になれる生き物なんだと再確認した。
ナチスに関してはアイドルの衣装とか某医師の発言など、今の日本でも度々問題になっている。
自分も本とか読んでいろいろ勉強しなければと思った。
そういえば、Netflixにナチス戦犯の年寄りたちを捕まえようとしてる人たちのドキュメンタリーがあったので、今度観てみよう。