『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランドの新作。
今調べたら、この人は『エクス・マキナ』の前に『28日後...』の脚本家だった。
だからか知らんが、意外とグロいシーンが多くてよかった。
鼻が折れたわけじゃ無いのに鼻血が出ていたり、口の中が切れてるわけじゃ無いのに口から血が出てるような死体描写は燃える。目が開いているのもイイ。めっちゃ痛くてめっちゃ苦しんで死んだんだろうということがよくわかる素晴らしい死体。即死はつまらん。
中盤、「Help...Me...!」と人間の悲鳴を叫ぶヤバすぎる化け物に出会う場面が超怖くて最高だった。人間が生きたまま食われたり機械に巻き込まれたりしてゆっくりと弱っていく場面というのはいつ見ても心が踊るので大好きだ。
しかも本作ではトドメとして化け物に襲われた女の下顎が抉り飛ばされるビューティフルな展開のおまけ付き。
素晴らしい。この感動の為に映画を観ているんだなと、ふぁ〜っとした気分になった。