火炎レコード™️

キャメラマンMIYAGAWAの奇跡

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去年の12月に再放送されたものを録画したまま、ずっとHDDの奥底に眠っていた宮川一夫のドキュメンタリー番組。今更ながら何の気なしに見てみたのだが、開始早々に我が母校、そして知ってるおじさんたちが出てきて心底驚いた。

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羅生門』とか全く好きじゃないが、もう一度観てみるのもいいかなと少しだけ思った。海外の映画人にもインタビューしてるが、音声が吹き替えされてる人とそうでない人が混在していて統一感がなく、まるで『ナルコス』の吹き替え版を観ているかのようだった(馬鹿が勘違いしないように一応書いておくが、「『ナルコス』の吹き替え版には統一感がない」ということではございません)。

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スコセッシは字幕対応。てか『ディパーテッド』って何だよ、そこは『グッドフェローズ』だろ。

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在りし日の黒澤明市川崑も登場。インタビュー中にも関わらず平気で喫煙する二人の勇姿は尊敬に値する。如何にも巨匠(実際そうだけど)っぽくて良い。

黒澤明溝口健二など巨匠の作品からたくさんの映像が引用されていたが、個人的にはやはり小津安二郎作品の画が一番ヤバイと思った(初めて知ったが小津と宮川が組んだ作品は『浮草』しかないので全てそこからの引用)。特に小津のカラー作品は色の配置もヤバく、マジで超ヤバイ。とにかく小津の完璧すぎる構図の凄さを言葉で表現するには「ヤバイ」という一言に尽きる。あんなヤバイ画ばっかり撮ってるんだから世界中の映画人から尊敬されるのも当たり前だ。

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特にヤバかったのは会話する男女のカットバック。

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アタオカやん・・・。こんなのスクリーンで観たら気が狂うんじゃないだろうか。もう超マジ最高に素晴らしい。

旧作を観るとなるとどうしても洋画ばかりチョイスしがちだが、邦画の名作もたくさん観ていこうと思った次第であり、とにかく『浮草』は最優先で鑑賞しようと心に決めたのであった。