火炎レコード™️

ハウス・ジャック・ビルト

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シリアルキラーが覚醒する問題作『ハウス・ジャック・ビルト』日本版オリジナル予告

ラース・ファン・トリアーの新作。

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全作観ているわけじゃないが、シャルロット・ゲンズブールクリトリスを切断する2009年の『アンチクライスト』からは毎回欠かさず観ている大好きな監督だ。

アンチクライスト』の日本版Blu-rayは肝心のゴアシーンにボカシがかかっているので無修正版のリリース予定有無について販売元のキングレコードに問い合わせをしたこともある。結果は予定無し・・・。

アンチクライスト [Blu-ray]
 

鬱病に苦しむキルスティン・ダンストの「こんな世界滅べばいい・・・」という願いが謎の惑星と地球が衝突することで実現する『メランコリア』も素晴らしい傑作だった。


デレクの予告:メランコリア Melancholia 予告(字幕)HD

メランコリア [Blu-ray]

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『ハウス・ジャック・ビルト』には

・章立てされた構成

・主人公と第三者の会話がナレーションとして機能

・他作品や写真、記録映像の流用

という特徴があるが、これは前作『ニンフォマニアック』と同じ。

このような手法があること自体『ニンフォマニアック』で初めて知り、映画(=芸術)が如何に自由なものであるかを再確認したことで、「映画とはこうあるべき」という個人的に考えていたある種の理想が無意識の内に自身の創造性を制限するストッパーのようなものになっていたことに気づいた(しかしトリアーは映画運動「ドグマ95」の中心人物でもあるのでなんか複雑だ)。

メランコリア』出品時の「好ましからぬ発言」により出禁になったカンヌ国際映画祭には本作で復帰したが、トリアーは全く反省していない。子供×2を猟銃でぶっ殺した後に死体でピクニックごっこをする世にも面白すぎるシーンはカンヌの観客の目にどう映ったのだろうか?

今年観た新作映画の中で一番面白かった。